駆け引きしない恋愛がうまくいく理由と素直になる逆張り戦略

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駆け引きをしろ、世間はそう言うから駆け引き疲れした人から、恋愛を降りていく

返信は三時間後に。向こうが既読スルーしたら、こちらも一日無視する。週末の誘いは一回断って、焦らせてから承諾する。
これが恋愛の基本戦術だと、世間は言う。
言わせてほしい。駆け引きしない恋愛は、本当にうまくいく。ただし、素直になることと必死になることは全然違う。その区別まで話す。

駆け引き恋愛が消耗戦に変わる理由

駆け引きをやってる最中、頭の中で何をしてる?
返信しようとするたびに、早すぎるかな、遅すぎるかな、と計算する。デートに誘われたら、すぐOKしていいのか一回断るべきか悩む。話しながらも、これを言ったら重いかな、このくらいで止めておこうか、と計測し続ける。
全部、演技の計算。自分の感情に従う前に、戦略を挟む。
これ、ものすごいエネルギーを使う。しかも相手のことを好きな気持ちを楽しむ余裕がゼロになる。ドキドキするはずの時間が、戦術会議になってる。恋愛してるんじゃなくて、戦争の作戦を立ててる。そりゃ疲れるよ。

駆け引きでつかんだ関係が、付き合った後に崩れる仕組み

駆け引きでうまくいったと思って付き合い始めた後、何が起きるか。
相手が好きになったのは、演じてた自分。三時間後に返信するクールな自分。一回断って焦らせた自分。実際の、好きな人のLINEが来たら五分で返したくなる自分じゃない。
付き合い始めると、演じ続けることはできない。素の自分が出てくる。その瞬間に相手は、別人と付き合い始めたような感覚を持つ。なんか変わったね、って言われる。変わったんじゃなくて、演技が終わっただけなんだけど。
駆け引きで手に入った関係の賞味期限は、演技を続けられる期間と同じ。

駆け引きをやめた夜、何かが変わった話

実際の話をする。

ずっと演じ続けてた私が、一回だけ正直に出た

二十代後半、いい感じになってた人がいた。当時の私は完璧に駆け引きをやってた。即レスしない、週末の誘いを一回断る、自分からは誘わない。教科書通り。
でもある夜、ものすごく疲れた。もう計算するのが嫌になった。
(別にこの人と駆け引きしたくて好きになったわけじゃないのに)
その夜のLINEに、普通に正直に返した。今日楽しかった、またご飯行きたいな、って。計算なし。スタンプもなし。ただそのまま。
翌朝、あちらから来た。じゃあ今週末どう? って。
え、早くない? ってなった。今まで一回断って焦らせてから承諾してたのに、一番素直に出た時に一番速く動いてきた。あの時の感覚、今でも覚えてる。

素直に出た時の相手の反応と、その後

その後について話すと、付き合い始めてから化けの皮が剥がれる問題が起きなかった。
なぜかというと、最初から素に近い状態で関わってたから。相手が好きになったのは演じた私じゃなくて、疲れて正直に出た私だった。だから付き合い始めてから、なんか変わったね、にならなかった。
それまで駆け引きで進めてきた関係がことごとく付き合い始めてから失速してたのと、見事に違った。偶然かもしれない。でも偶然にしては、あまりにもはっきりした差があったんだよね。

9割がやらない逆の一手、駆け引きをゼロにして正直に出る

じゃあ具体的に何をするか。世間と逆をいく。

何をやめて、何をやるか

やめるのは、感情と行動の間に戦略を挟むこと。
返信したい時に返す。誘いたい時に誘う。楽しかったなら楽しかったと伝える。その代わり、返事が来なくても追撃しない。誘いを断られてもしつこくしない。一度だけ出して、あとは相手の番。
これだけ。シンプルに見えて、やってる人はほぼいない。
なぜ誰もやらないか。断られた時、無視された時の傷が、計算なしだと正面から来るから。駆け引きには、傷つかないための防衛機能がある。その防衛を手放す覚悟がいる。だから9割はできない。

余裕ある正直さと、必死な正直さは別物

ここ、絶対に勘違いしないで。
駆け引きをやめる、というのは感情を全部ぶちまけることじゃない。好きです、付き合ってください、どうしても会いたいです、返事ください、を一気に送るのは正直さじゃない。必死さ。
余裕ある正直さは、今の気持ちを一言だけ出して、あとは手放す。またご飯行きたいな、と送ったら、あとは相手の番。返事が来なくても自分の生活は普通に回ってる。連絡がない日も、普通に楽しく過ごしてる。
この余裕は演じられない。本当に自分の生活を持ってる人から自然に出る温度だから。だから本物の余裕が土台にあって、初めて正直さが武器になる。土台なしの正直さは、重さになる。

なぜ駆け引きしない方がうまくいくのか、心理の裏側

本物の自分で勝負すると、本物が集まる

駆け引きをやめると何が起きるか。
本当の自分に反応した人だけが残る。演技に釣られた人は去る。短期的には、去る人数が増えるように見える。でも残った人は演じてない自分を好きになってくれてる。
付き合った後に変わったと言われない。付き合い始めてからも、相手が好きになった自分のまま関わり続けられる。これが、駆け引きで始まった関係との決定的な差。
フィルタリングが最初に起きる。後から起きるより最初に起きた方が、傷がずっと浅い。

駆け引きは同じ温度の相手しか引き寄せない

見落とされがちな話をするね。
駆け引きをしてる人には、駆け引きをしてる相手が引き寄せられる。同じ戦略を使う同士が、お互いを見つけ合う。
その関係で何が起きるか。二人で永遠に探り合い続ける。どっちが主導権を持ってるか、どっちが先に折れるか、チキンレースが始まる。
そういう関係に疲れてここを読んでるんじゃないの? 駆け引きをやめると、駆け引きをしてない相手と出会いやすくなる。当たり前のようで、これすごく大事な変化。

覚悟すべきリスク、素直さは直接的なダメージを受ける

最後は正直に話す。

傷つく速度と、傷の形が変わる

駆け引きをやめると、傷つく速度が上がる。
計算なしで好意を出して、それが届かなかった時の痛さは正面から来る。駆け引きをしてれば、まだわからないという曖昧さに隠れられた。でも正直に出した後に無視された時は、答えが出てしまう。
これはハイリスクの部分。隠さない。
ただ、駆け引きをし続けて曖昧なまま半年を無駄にするリスクと、正直に出して二週間で答えが出るリスク。どっちを取るか、という話でもある。痛さの種類が違うだけで、どちらもリスクはある。

段階を無視した正直さは、ただの距離感のない人になる

これだけは守って。
駆け引きなし、は初対面でいきなり全部出す、じゃない。関係の段階がある。まだほとんど知らない段階で会いたくて仕方ないですを出すのは、正直さじゃなく距離感の問題。
駆け引きをやめるのは、感情が生まれた時にそれを隠さない、ということ。まだ感情が生まれてない段階で、あるふりをする必要もない。段階を踏みながら、その段階の正直さを出す。それだけ。
駆け引きに疲れた人が最終的に辿り着くのは、もっと自然に、もっとシンプルに、という場所。演じることに使ってたエネルギーを、ちゃんと自分の生活に使い始めると、余裕が生まれる。その余裕から出た正直さが、一番人を動かす。

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