ガツガツしない余裕がモテる理由と好き好きオーラを逆転させる逆張りの一手

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積極的にアプローチしろ、ガツガツするほど相手が引いていく

好意を出した。積極的に連絡した。会いたいと伝えた。誘いを増やした。相手のために動いた。全力でアプローチした。
なのに、引かれた。
なんで? 頑張ったのに。積極的にいけって言ってたじゃん…
このモヤモヤ、持ったことがある人は多い。世間は言う。積極的にいけ、好意を示せ、引いてても何も始まらない、と。その言葉を信じてガツガツいった結果として、相手が遠くなった。
積極的にいくことと、ガツガツすることは、似てるようで全然違う。その違いを知ってる人が、9割いない。

積極的とガツガツの、決定的な違い

積極的にいく、というのは自分の気持ちを正直に出すこと。
ガツガツする、というのは相手の反応に関係なく押し続けること。相手の動向で自分の行動量が変わらない、という状態。相手が引いても、連絡の頻度を落とさない。相手の返信が短くなっても、長い文を送り続ける。相手が少し距離を置いても、誘いを増やす。
この押し続ける、という行動が問題の正体。
積極的にいくことで関係が動く時は、相手にも動く理由がある時。相手が引いてる時に押し続けても、引きが加速するだけ。ガツガツが逆効果になるのは、相手の状態を読まずに押すから。そして多くの場合、相手が引いてるシグナルを、気持ちがあるから見えなくなってる。

ガツガツしてる時、相手の頭の中で何が起きてるか

ここを知らない人が多い。
ガツガツされてる時、受け取ってる側は何を感じてるか。男性の友人に直接聞いたことがある。好きな子がいて、でも連絡が多くてちょっとしんどくなってきた、という経験を持つ人に。
返ってきた言葉が興味深かった。好きだし会いたいとは思ってるんですよ。でも毎日連絡来ると、会う前にもうお腹いっぱいになる感じがして。会った時の新鮮さがなくなるというか、という話だった。
もう一人は、こう言ってた。追いかけてきてくれてるのはわかるんですけど、なんか選んでる感覚がなくて。向こうが来てくれるから俺でいいか、みたいな感覚になってきた、と。
(選んでる感覚がない…これが、ガツガツが引く理由の核心だった)
ガツガツされてる側は、自分が選ぶ余地を奪われてる感覚を持つ。選ぶ余地がない関係に、人は価値を感じにくい。

ガツガツして引かれた、恥ずかしい実話

毎日連絡して、毎日確認して、毎日削れていった

二十代前半、気になる人ができた時期の話。
あの頃の私は、好きになった瞬間にガツガツモードに入ってた。毎日連絡してた。ネタがなくてもLINEを送ってた。今日これあったんだけど、みたいな。相手の返信が短くなっても、こっちは長い文を返してた。会いたい気持ちが溢れて、週に何度も誘ってた。
相手は最初、返してくれてた。でも二ヶ月くらい経った頃から、返信のテンポが落ちてきた。既読がついてから返ってくるまでの時間が、じわじわ伸びていった。
でも私は気づかなかった。気づきたくなかったのかもしれない。連絡の頻度を落とすどころか、増やした。既読がついて返ってこない時間が長くなるほど、不安になって確認のLINEを送ってた。
(今思うと、完全に詰めてた。あの時の相手の気持ち、想像したくもない)
三ヶ月目に、相手から少し距離を置かせてほしいと言われた。オブラートに包んだ言い方だったけど、要は重かった、ということ。
全力で好意を出して、全力でアプローチして、全力で引かれた。教科書通りにガツガツいった結果が、これだった。

ガツガツをやめた後に、何が変わったか

その失敗から数年後のこと。
別の人を好きになった時、意識的にガツガツしないようにしようとした。でも最初は、やめようとするほど余計にやりたくなった。連絡しないようにしようと思いながら、スマホを何度も確認してた。
限界を感じた頃に、発想を変えた。ガツガツしないようにしよう、じゃなくて、ガツガツしなくても平気な状態を作ろう、と。
仕事のプロジェクトに集中した。久しぶりに会いたかった友人に連絡した。行きたかった展示会に一人で行った。その人と関係ない予定を、意識的に入れ始めた。
そうしてる間に、連絡の頻度が自然に落ちた。落としようとしたんじゃない。他のことが充実してきたから、連絡する時間的な余白が減った。
その変化に気づいてから、向こうの動きが変わってきた。向こうから連絡が来るようになった。どこか行こうよ、が向こうから来るようになった。
ガツガツしないようにしようとした時は何も変わらなかった。ガツガツしなくても平気になった時に、変わった。この順番が全て。

9割がやらない逆の一手は、ガツガツをやめようとすることをやめること

じゃあどうするか。抑えようとする全員と逆をいく。

ガツガツを抑えようとすること自体が、余裕のなさを生む

ここが核心。
ガツガツしないようにしよう、と意識してる状態は、まだ頭の中に相手が大きく居座ってる。連絡したいけどしない、誘いたいけど誘わない、という我慢の連続。我慢してる間、神経は全部相手に向いてる。
この状態から出てくる行動は、どれだけ表面を取り繕っても、中身が伝わってしまう。返信が計算で遅くなっても、来た瞬間に飛びつく。誘いを一回断っても、次の誘いへの必死さが滲む。
ガツガツを我慢してる人間と、ガツガツする必要がない人間では、空気が全然違う。前者は抑えてる緊張感がある。後者は、そもそも余裕が内側から出てる。
逆の一手は、抑えることじゃない。ガツガツしなくてもいい理由を、生活の中に作ること。

具体的に何をするか、ガツガツが自然に減る生活の設計

具体的に言う。
まず、好きな人ができた瞬間に、その人と関係ない予定を三つ入れる。友人と会う約束、行きたかった場所への一人行動、仕事で取り組みたかったこと。三つという数字で決める。一個では足りない。三つあると、その人以外のことで頭が埋まる時間が増える。
次に、連絡したくなった衝動が来た時に、その衝動を別の行動に変換する。連絡しようと手が動きかけた瞬間に、今日の予定の何かをひとつ終わらせる。洗い物でも、メールの返信でも、本の一ページでも。衝動のエネルギーを、別の完了体験に向ける。
これを続けると、連絡することへの衝動が減ってくる。減らそうとするんじゃない。他の完了体験が増えるから、相対的に衝動の頻度が下がる。自然に減った連絡頻度は、計算で減らした連絡頻度と空気が全然違う。
9割の人はガツガツを抑えようとする。その抑える行為に全神経を使う。逆をやる人は、ガツガツする必要がない生活を先に作る。この設計の差が、全てを変える。

ガツガツしなくなった後に、出す一言の温度感

ここも大事。
ガツガツしなくなった後の状態で出す一言は、ガツガツしてた時の一言と重さが違う。同じ会いたいという言葉でも、充実した生活の中から出てくる会いたいと、毎日確認しながら我慢した末に出てくる会いたいでは、届く温度が全然違う。
充実した生活の中から出てくる言葉には、余裕がある。この人がいなくても生活は回ってる、という土台がある。でもその人と過ごす時間が好き、という純粋な気持ちだけが残ってる。
この純粋さが、相手に届く。必死さが抜けた言葉は、受け取った相手が重くならない。重くならないから、受け取れる。受け取れるから、相手が動き始める。

なぜガツガツしない状態が、相手の意欲を引き出すのか

自己決定感、人は自分で選んだものに執着する

心理学に自己決定感という概念がある。人間は自分の意志で選んだものに対して、より強く価値を感じるという現象。
ガツガツされてる間、相手は選ぶ余地がない。向こうが全部動いてくる。自分が選ぶ前に、手元にある状態。手元にあるものへの執着は、手に入れる前より薄れる。さっきの友人が言ってた、選んでる感覚がない、という言葉の正体がこれ。
ガツガツしない人間は、相手に選ぶ余地を渡してる。連絡の間隔がある分、相手が自分の意志で連絡したくなる瞬間が生まれる。誘いの間隔がある分、相手が自分で誘いたくなる余地が生まれる。
自分の意志で近づいた体験が積み重なると、この人のことが好きだという気持ちが相手の中で育つ。ガツガツされてる間は、相手の気持ちが育つ余地がない。押し込まれ続けてるから。

充実してる人間の引力、不思議と人が集まる理由

充実してる人間には、説明しにくい引力がある。
なぜ引力が生まれるか。充実してる人と一緒にいると、自分も充実できそうな気がするから。その人の生命力が、周囲を引き寄せる。動物的な本能に近い部分で、生命力の高い方向に向かいたくなる。
ガツガツしてる状態は、充実とは逆の匂いがする。相手がいないと不安、相手の反応がないと落ち着かない、という状態は、欠乏の匂いがする。欠乏に引き寄せられる人は、いない。充実に引き寄せられる人は、いる。
ガツガツをやめることの本質は、充実してる側に移ること。相手がいなくても、今日が面白い。相手から連絡がなくても、今日は楽しかった。この状態が積み重なると、引力が生まれる。引力は、戦略じゃなく生き方から出てくる。

新奇性、予測できない人間に脳はリソースを使い続ける

もうひとつ、大事な心理の話をする。
人間の脳は、予測できないものに対してより多くのリソースを使う。毎日連絡が来る人間は、予測が簡単。来ることが前提になってしまってる。来ることが前提の相手への意識は、軽くなる。
連絡の頻度が読めない人間に対しては、脳がリソースを使い続ける。今日来るかな、どうしてるかな、次はいつ会えるかな、という思考が自然に走る。この思考が走り続けることが、気になってる状態。
ガツガツしない状態から出てくる連絡は、相手にとって予測しにくい。充実した生活を送ってるから、連絡のタイミングが相手の期待値に乗らない。この予測しにくさが、相手の脳をあんたに向け続けさせる。
何もしてない。ただ自分の生活を生きてる。なのに相手が考え続けてしまう。これが、ガツガツしない人間の周りで起きてること。

覚悟すべきリスク、ガツガツをやめた後に来るもの

関係が動く前に、相手が別の方向に行くことがある

ガツガツしない状態に移行する過渡期に、リスクがある。
それまで毎日連絡してた人が急に減ると、相手は何かあった? と感じることがある。冷めたと解釈して、別の誰かへ向いてしまうことがある。ガツガツしないようにしてる間に、関係が自然消滅するパターン。
これは正直に言う。起きることがある。
ただ、毎日ガツガツし続けた先に来てた結果と比べてほしい。ガツガツして引かれた結果も、ガツガツをやめて自然消滅した結果も、関係が終わることには変わらない。でも後者には、自分のエネルギーが少し残ってる。消耗してない分、次が早い。

本当に感情がない相手には、何をやっても変わらない

これだけは正直に言っておく。
ガツガツをやめることで相手が動いてくるのは、相手にある程度の感情がある時だけ機能する。そもそも感情がない相手に対しては、ガツガツをやめても変わらない。
一ヶ月、自分の生活を充実させて、相手への連絡頻度を自然に落として、それでも相手から何も変化がなければ。それが答え。ガツガツしない方向に変えたことで関係が動かなかったのは、動く感情がなかったから。
早く答えが出た、に変換する。ガツガツして三ヶ月消耗した先に同じ答えが出るより、一ヶ月で出た方が、あんたの時間とエネルギーが守られる。

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